圧縮とは何か?解凍とは何か?
圧縮とは何か?解凍とは何か?
私は、パソコンをはじめてかなり経つまで
圧縮とか、解凍とかよく分かっていませんでした。
あなたは、どうでしょうか?
もし、よく分かっていなかったとしても、大丈夫です!
今日はやっとの思いで覚えた私が、超簡単に理解できるよう頑張って説明していきます。
私のように、分からないまま日が過ぎていかないように。。
いきます!!
圧縮・・・ファイルやフォルダの容量を小さくし、一つにまとめること
解凍・・・そのひとつにまとめたものを元通りのファイルに戻すこと
順を追って、説明していきますね。
まず、なぜ圧縮する必要があるのでしょうか?
私が思うに2つあります。
1. 元のファイルよりもファイルサイズを小さくするため
2. 複数のファイルを1個にまとめるため
まず、1ですが、
例えば、誰かにファイルを送信する場合に、サイズが大きいままのファイルだと、
受信側がそのファイルをダウンロードするのにとても時間がかかります。
これは、あまり好ましくはありません。
それに送信する側と受信する側のサーバーにも、大容量のままだと
負荷がかかってしまいますので、軽いに越したことはないわけです。
次に2ですが、
メールなどに添付するファイルは文字通り「ファイル」しか添付できません。
添付「フォルダ」とは言いませんよね?
添付「ファイル」なので、フォルダは添付できないんです。
また仮に、フォルダを圧縮せずに送信するのであれば、
フォルダの中にあるファイルをひとつずつ添付していく必要があります。
もし、1つのフォルダに100個ファイルがあったとすると、
それをそのまま圧縮せずに全ファイルを送信しようとしたら、100回添付しないといけません。
大変ですよね。。
でも、そんな100ファイルあるようなフォルダでも
「圧縮」することによって、あたかも1つのファイルとして扱うことが可能になるわけです。
圧縮しさえすれば、一つのファイルになるので、添付も1回で済むわけです。
さて、ここまでは「送信する側」のお話でした。
今度は、受信する側で考えてみましょう。
例えば、何かのソフトをダウンロードしたいとします。
しかし通常、ソフトが1つだけのファイルで構成されていることはめずらしく、
どれだけ少なくても、「Read me」などのようなファイルが添付されています。
もし、これも圧縮していなかったら、ファイルの個数分を別々にダウンロードする必要が
でてくるわけですが、圧縮してあれば、多数のファイルから構成されていようが、
その圧縮ファイルを1個ダウンロードするだけで済むわけです。
次に、圧縮形式についてですが、圧縮にはたくさんの形式があります。
分かりやすく言うと、ファイル群を1つにまとめるやり方がたくさんあるとお考えください。
ここでは、代表的な2個をご紹介します。
・zip(ジップ)・・・世界中で広く知れ渡っている圧縮形式。
・lzh(エルゼットエイチ)・・・圧縮効率に優れている日本独自の圧縮形式。
実際に圧縮でしようするのは、どっちでもいいと思います。
相手が解凍できる方法で圧縮してあげましょう。
圧縮については以上です。
次に、「解凍」ですが、これはなんとなく分かると思います。
1個にまとめられたその圧縮ファイルを、それぞれのファイルに戻さなければなりませんよね。
で、その元のファイル群に戻す作業のことを「解凍」と言います。
通常は、専用のソフトを使用して圧縮ファイルを解凍します。
最近ではWindowsに標準で付いていたりもしますけどね。
今回は、現在、私が使っているのをご紹介しましょう。
+Lhaca (無料)
+Lhacaは、インストール完了後、デスクトップにアイコンが表示されますので、
このアイコンに圧縮したいファイルやフォルダ、解凍したいファイルやフォルダを
ドラッグするだけで、簡単に圧縮、解凍ができてしまうんです。
さあ、これであなたも、圧縮、解凍については大丈夫ですよね!!
よく分からなかった人も、これでスッキリしたはず!!
※補足
圧縮には、「自己解凍型」という圧縮形式があります。
拡張子は「exe」なんですが、これは解凍ソフトをもっていない人でも、
実行するだけで、自動的に解凍できる形式にしてあるものもあるんです。
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