テラ、ギガ、メガなどの単位について
テラ、ギガ、メガなどの単位について
パソコンを使用する上で避けては通れない単位のお話。
速度を表わす単位であったり、
容量を表わす単位であったり、
大きさを表わす単位であったりと
色々ありますが、
ざっくり分けると2種類に分割されます。
■1種類目
ミリ、キロ、メガ、ギガ、テラ などの
単位に対する「大きさ」を表わすもの。
ハードディスクの容量で例を挙げて説明します。
ハードディスクは「バイト」という単位を使って表わします。
アルファベットの略称は「B」です。
1B
↓ ×1024倍
1024B = 1KB (キロバイト)
↓ ×1024倍
1024KB = 1MB (メガバイト)
↓ ×1024倍
1024MB = 1GB (ギガバイト)
↓ ×1024倍
1024GB = 1TB (テラバイト)
↓ ×1024倍
1024TB = 1PB (ペタバイト)
このように、1024倍ごとに単位が変わるのです。
数字が多くなるので、分かり易いように単位を繰り上げて表示してるんですね。
なので、1G(ギガ)のことを1024M(メガ)といっても、間違いではありません。
最近ようやく、T(テラ)というG(ギガ)の1024倍の単位が
ハードディスクなどの商品でも、登場してくるようになりました。
1TB(テラバイト)というと、小さく感じるかもしれませんが、
実際は、1024GB(千ギガバイト)や
1024000MB(百万メガバイト)と同じですので、かなりの容量になります。
この大きさを表わす単位に関しては、
テラのひとつ上のペタまで、知っておけば、大丈夫ではないかと思います。
■2種類目
大きさ、容量、速度などのそのものを表わす単位。
長さでいえば、cmやmm、水などの容量でいえばリットル
これに該当する単位は、以下のものがあります。
byte (バイト)
→ 容量を表わす単位。
Bit (ビット)
→ 容量を表わす単位。
bps (ビットパーセカンド)
→ 速度を表わす単位。ADSLや光ファイバーの速度はこの単位で表現される。
px (ピクセル)
→ 画面サイズなどに使われる単位。カメラの画素や、モニタの解像度などに使われます。
dpi (ドットパーインチ)
→ プリンタやスキャナなどの出力解像度などを表わす単位。
この数値が多ければ多いほど、微細な描写で出力することができるようになります。
fps (フレイムパーセカンド)
→ 動画などに使われる、1秒あたりのフレーム数を表わす単位。
この数値が多ければ多いほど、「なめらか」な動画になります。
この一覧にある「パー」というのは、
英語の「per」で「○○につき」という意味があります。
セカンドは、英語の「second」で「秒」を意味しています。
つまり、速度を表わすbps(ビットパーセカンド)は、
1秒につき、何ビットの速度なのか。という意味になります。
単位は、パソコンを使っていく上で、絶対に避けては通れません。
一度覚えたら、ずっと使える言葉なので、
これを機に理解するようにしましょうね!!
※単位の記載に誤りがございましたので、
修正せさせて頂きました。
誤)1000
↓
正)1024
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