メール一括送信する際の非常に重要な注意点
自分のメールアドレスが変更になった時などに、メールアドレス変更のお知らせを
それぞれの人に1件、1件送信するのは、かなり面倒なことです。
そこで、お知らせしたい相手のメールアドレスを宛先欄に全部入れて、
一回で全員に送信できる「一括送信」という便利な機能があるのですが、
パソコンの初心者の方がよく陥るやってはいけないことがあります。
それは、全員のメールアドレスを「宛先欄」(=To:)には入れて送信することです。
これは絶対にやってはいけません。
何故なら、全員に全員のアドレスがバレちゃいますから。。
例えば、
会社グループ
友達グループ
家族グループ
に自分のパソコンのメールが変更になったことを一括で送信するとします。
その場合に、
宛先欄(=To:)に会社、友達、家族の全員分のメールアドレスを入れて送信すると、
会社、友達、家族の受信者のそれぞれが、全員のメールアドレスを知ってしまうことになります。
何故かと言うと、それは「宛先欄」に入力したメールアドレスは、
相手にアドレスが「見える状態」で送信されてしまうからなんです。
この「見える」状態で送信してしまうと少々問題になることがあります。
まずひとつ目、誰宛に送ったのかが全員わかってしまいます。
メールアドレスの変更のお知らせ程度なら、まだいいですが、
例えば、昨日初めて会った人達全員に同じ内容で送信していたとすると、
受信した側は、「全員一緒の内容を送ってるのか。。」と思いますよね?
これは、あまり気分のいいものではありません。
次に、こっちの方が問題ですが、
メールアドレスという個人情報を相手の許可なく公開してしまっている。
とうことなんです。友達のアドレスをあなたが宛先欄に入れたがために、
会社の人や家族にまで筒抜けになってしまうわけですから。
当然、文句を言う方も出てくるでしょう。
じゃあ、そういう場合はどうしたらいいんでしょうか。
あなたは、メールを作成する時に、
CC: とかBCC: とかって見たことあります。
こんなの↓↓
※Outlook ExpressのBCC欄表示方法
メッセージ作成画面(=上の画像)の「表示」メニューに
「すべてのヘッダ」というのがありますので、そこにチェックを入れてください。
するとBCC欄が表示されるようになります。
この「BCC」欄を使うんです。
BCC は 「ブラインドカーボンコピー」の略です。
英語で書くと良く分かりますね。Blind Carbon Copyと書きます。
ブラインド = 「見えない状態」 なわけです。
なので、この場合は「宛先欄」は空白で誰のメールアドレスも入力せずに、
「BCC」欄に全員のメールアドレスを入力して送信します。
※To欄に誰かのアドレスを入れないと送信できない場合がありますが、
この場合は、自分のメールアドレスなどを入れておきましょう。
そうすると、誰にも他の人のメールアドレスがバレずに、受信した相手は、
「あたかも自分一人に送信されてきた」状態に「見える」わけです。
送信された相手がどういう状態で見えるのかを試してみたい人は
自分のアドレスを2個用意して、
「宛先」 に2つのメールアドレスを入れて送信した場合と
「BCC」 に2つのメールアドレスを入れて送信した場合とを
見比べてみると、非常によく分かると思います。
メールアドレスなんて、2個もないよ!!
という人は、是非、2個目のアドレスを無料のメールアドレス「WEBメール」で作ってください。
めちゃくちゃ便利な上に何個作っても、無料ですから。
私も4~5個持ってます。
さて、明日からは、これを知らない人に言ってあげましょうね。
「おめーよー。そういう時は、BCC使えよ」 って。
あたかも、昔から知っていたかのようにですよ(笑)
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